掃きだめで深呼吸

名古屋でタクシードライバーやってる貧乏男の日常

ヤフコメ民とは非常にくだらないものです

一年以上でしょうか。ブログを放置していました。

相変わらずです。タクシー業界で貧乏生活です。

コロナで収入が激減してから回復の見込みもありません。


何をしていたか。

ヤフコメに入りびたってました。

ヤフコメ民です。はい。


面白いですね。ヤフコメは。

何が面白いって、お手軽にすごい反響が返ってくるのがおもしろい。

適当にコメントしても、いいね、あるいは悪いねがなんこかつくし、時には誰かがコメントしてくれる。


場合によっては、主要記事のトップに表示されたりすれば、何千、何万といういいねが来たりします。まあそんなことはそうそう無いですが。

とにかく、誰かが読んでくれているのかどうかもよくわからない、過疎ブログに書き込むよりかは反響があっておもしろい。


ただ、ヤフコメもなんだか最近はイマイチ面白くないです。

理由はふたつ。


理由①  刹那的な感じがする

ニュースサイトなんで、当然記事も時間とともに消えていきます。いただいたいいねや、コメントが結局消されて無かったことになるのは諸行無常の感がありむなしいです。


理由② 民度の低さ

ヤフコメ民である僕がいうのもなんですが、とにかくヤフコメは民度が低いです。

なんか通り魔的な感じでひとこと罵詈雑言を投げかけて去ってくる連中もいるくらい。

あと、「コロナはほんとうに怖い、タクシードライバーとしては、客にはワクチンをうっていただきたいです」とひとことコメントしたら、反ワクかなんか知らない人たちが大挙して押し寄せてきて、さんざん説教や人格否定をされてうんざりしました。

まあ、反ワクになるのは自由だし、僕にもそれがいいのか悪いのかわからない。

でも、ひとことつぶやいた会ったこともない赤の他人をよくそんなに叩けるなあと。それも、一人や二人なら「変な人も中にはいるよね」で済むけど、数がもうすごいですからね。民度ですよ。


とまあヤフコメにうんざりしたので、やはりこっちに戻ってきました。

どのくらい更新しようとか、今度はしっかり取り組むぞとかそんなことは全然考えずに適当にやろうと思います。

感染者数が1日10,000を超えるのは確定として、変異型が蔓延した場合は50,000もありうる


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この画像、イギリスのコロナ感染者数です。


みてわかる通り、9月末で4044人。

それが、わずか一ヶ月で50,000です。


一方で、昨日の日本の感染者数。


7000を突破しました。


イギリスは日本と同じ島国。

でも、人口は6000万と、日本の約半分です。

人口が半分の国で、1日50000人なんです。


日本は、政治家も国民も、コロナを舐めすぎてると思います。


7000まではすぐでした。

僕が思うに、50000に到達するのもすぐでしょう。

イギリス型の変異型が普及してくれば、の話ですが。


だが、国内での変異型のニュースは聞こえなくなりました。


年末に、国内で約20人の感染者が見つかった、というニュースが流れた。

それを最後に情報が入ってきません。


だけど、海外からの入国は相変わらず続けているんだから、事態が好転しているはずもない。


いまさらかもしれませんが、入国はストップしておくべきでした。


「海外も陽性率で言えば日本と大差ない」

なんて話ではないです。


変異型の話です。


変異型が入ってからば、一ヶ月で4000から50000です。

 

明らかにヤバいでしょう。


しかし、もう、手遅れのようです。


そもそも、我らが菅政権は入国を制限するという考えはないようですし。


ビジネス入国に絞ってる?


いやいや、彼ら、普通に家族旅行で来日してますよ?


まあどうやってるのかは知りませんが。


とにかく、これからの日本はヤバい。

そう予感しています。



タクシードライバーが膨大な待機時間をどうやってヒマつぶししてるか

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 あけましておめでとうございます。


新年早々ヒマです。


まあ、こんな状況だからしかたないけど、客が乗ってくれなくてひまです。


タクシーの仕事、何がつらいか。

 

いろいろある。

 

いろいろあるけど、「ひまでひまでしかたない」ってこと。 

それがいちばんつらいと答えるドライバーは多いんじゃないかと思う。

 

実際ひまだ。

 

客が乗るまで、一時間以上待たされることは多い。

 

今まででいちばん長い待機時間は三時間かな。

 

狭い車内で三時間ってのはなかなかつらい。

 

もう体がムズムズして、そわそわして、気分はイライラでストレスがすごい。

 

待つ苦痛。

 

苦しい時間は長く感じるから、長く待てば長く待つほど、時間が流れるのが遅く感じるという悪循環におちいる。

 

だからこそ、タクシードライバーにとって「ヒマつぶしの技術」てのは重要なんです。

 

ヒマつぶしがうまいか下手かで、この仕事を長く続けれるか否かが決まってくると言っても過言ではない。

 

ということで、タクシードライバーになってからいろいろと試行錯誤してみました。

 

 

   

 

① ラジオ

 

車内に備え付けられたラジオ。

業務中はつけっぱなしというドライバーも多い。


僕も一時期はラジオ聴いてました。

でも今は使わないです。


言っちゃ悪いけど、つまらない番組が多すぎる。


知らん芸能人の内輪ネタ。

語学のレッスン。

どーでもいいリスナーとのやり取り、恋愛相談だの、若者の将来の悩み。


全部、1ミリも興味ないです。


音楽でもずっと流してるチャンネルがあれば聞くんですが。


どうも、僕にはラジオは向いてないようです。

 



 

② ネットサーフィン

 

スマホでネット。

Amazonで買い物。

ブログあさり。

ニュースあさり。

Twitter

まあここらへんは鉄板ですね。


しかし、ひまな時間が長すぎて、なんか更新もされないのに同じブログを訪問することになっちゃったりする。


最近では、一日に30分くらいですね。

 

 




③ 読書

 

ブックオフで買った100-200円の本。

時間はつぶせる。


しかし、大きな問題点がある。


夜は車内が暗くて読めないってことです。


タクシードライバーは深夜まで、時には日が登るまで走り続けるので、これは致命的。

狭い車内に本はかさばるという欠点もある。


今では、スマホkindle を落として、それで読んでます。

これなら夜も問題ないし、かさばらない。


でも、電子書籍って古本と比べて高いんだよなあ。

 

 



④ ゲーム

 

ソシャゲ。

まあ無料だし。


しかし、無料のソシャゲってやっててたいくつなんですよね。


FGOとかのRPGなんかはゲーム性がなさすぎて、苦痛になってくる。


かといってバンドリとかの音ゲーだと、急に客が乗ってきた時に対応できない。


うまくいかないです。

 



 

YouTube、ニコ動

 

動画サイトで実況動画や淫夢動画を見る。

音楽のPVや、おもしろ動画のまとめとかも。


しかし、大きな問題点がひとつ。


通信量が莫大であるってことです。


通信制限がかかってしまったら、それこそスマホで時間を潰せなくなってヒマがヤバイ。

ナビや目的地の住所の調査もできなくなって仕事にも支障が出る。

 

 


⑥ prime video

 

アマプラに入ってるので、プライムビデオをスマホで見る。

あらかじめダウンロードをしとくので、通信量もなしです。


最近見てるのは昔のアニメ。

イデオンあしたのジョー

あと、孤独のグルメとかの日本のドラマ。


とくにあしたのジョーは昔の作品なのに、ストーリー、演出、声優の演技のすべてがめちゃくちゃ良くて、久しぶりアニメを見て本気で感動しました。


結局、アマプラがいちばんヒマつぶしとしてはいいかもしれない。

でも、ストレージを圧迫するという欠点もある。

 

 

 

Amazon music

 

音楽も聴く。

プライムだと、洋楽も邦楽もけっこう聴けます。

昔の曲ならば、unlimited にしなくてもわりとたくさん聴けます。

しかし、ダウンロードしとかないと通信量がヤバイ。

かといってダウンロードしたらしたでストレージがヤバいというジレンマがあります。

 

 

 

......と、まあこんなとこです。

 

とりあえず、スマホAmazonがなかったら、この仕事は間違いなく地獄です。

 

ほんとに「ヒマで死ねる」という羽目になると思います。

 

 

生まれて初めて大晦日に働くことになった

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今日は一年で最後の日。


晦日


普通のサラリーマンならすでに休暇に入っていることでしょう。


しかし僕は、当たり前のように今日も仕事です。


実は、大晦日に働くのは、ほんとうに生まれて初めてのことです。


タクシーの仕事を初めて2回目の年末です。

ただ去年の大晦日は非番だったので、休めていました。

だから大晦日の労働は今日が初めて。


元来、年末年始は日本人は仕事を休み、新たなる一年の幕開けを静かに待ってきました。


僕も、今まではずっとそれが当たり前だと思ってきた。


年末年始は休むもの。


ゆっくりのんびりする期間。


そんな「あたりまえ」は、もう僕には許されていないというわけです。


今日なんて特に寒くて断続的に雪が降ってるわけだから、働きたくなんてなかった。


僕が「あたりまえ」だと信じていた、年末年始休暇。


だけど、年末年始休暇は「あたりまえ」ではなかった。


年末年始休暇は「特権」です。


そしてその「特権」を、いつのまにか僕は失ってしまっていたのです。


いったい、どこで道を誤ったのか......。

ジャパンタクシーは旧式のクラウンと比べてどうなのか ~ドライバーの声、客の声~

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最近増えてきたこのタイプのタクシー。

ジャパンタクシーという名前です。
なんだかタクシー会社みたいな名前ですが、車の名前が「ジャパンタクシー」なのです。
 
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従来のこのタイプはもう生産してないので、タクシー会社が新しい車を買おうと思った場合はジャパンタクシーです。
 
 
客からの評判は上々。
 
スライドドアなので乗りやすく、天井が高いので内部も広く感じる。
 
ですが、実はドライバーからの評判は良くない。
 
ていうか、評判ははっきり言って悪い
 
基本的に、タクシードライバーは少しでも新しい車に乗りたがるものです。
でも、最近ではこのジャパンタクシーに乗りたくないがために古い車に乗りたがるドライバーが多い。
 
実は僕もその1人。
 
ジャパンタクシー、ドライバーのことを全然考えて作られてないんですよね。
 
ということで、ジャパンタクシーの良い点と悪い点を並べてみます。
 
あくまでもタクシードライバー目線です。
 
 
 
 
◆ ここがいいぞ、ジャパンタクシー
 
• エンジン音が静かで揺れも少ない。
• スライドドアなので、ドアの開閉時にどこかにぶつける心配がない。
• エアコン機能が優秀。
• ぶつかりそうになるとピー音で警告してくれる。
 
 
まあ良い点はこれくらい。
次に悪い点。
 
 
 
◆ ここがクソだぞ、ジャパンタクシー
 
• 運転席がせまい。つねにヒザがどこかに当たる。
• 運転席を倒せない。仮眠を取りたい時などはめっちゃストレス。
• スライドドアの開閉には時間がかかる。
• ブレーキもアクセルも性能が良すぎて急発進、急停車みたいな感じになってしまう。
• 車体がデカくて洗車がしにくい。
• バッテリーがすぐに上がる。
• 車の値段が高い。キズをつけようものならめちゃくちゃ怒られる。
• 車椅子を乗せる機能があるが、時間も手間もハンパない。
 
と、まあこんな感じ。
 
みてわかる通り、クソな部分が圧倒的に多いです。
 
特に運転席の狭さは最悪で、あと10センチでも広ければどれだけ快適だっただろうか。
 
タクシードライバーは16〜18時間は連続で運転し続けるので、狭いってのはほんと困る。
 
たぶん、こんな狭い運転席に一日中閉じ込められていて、血の回りが悪くなって早死にする気がする。
 
なんか、これってトヨタの姿勢を反映してる気がしますね。
 
客の乗り心地は大切。
でも、タクシードライバーの快適さなんてどうだっていいんですよ、と。
 
ほんと、あと数センチ運転席が広いだけでヒザが当たらないで済むんだ。
だけど、トヨタタクシードライバーにその数センチすら与えてくれないのです。
 
トヨタという会社は、タクシードライバーを「人間」として見ていない。
 
車のアタッチメントとでも思っているのでしょう。
 
僕は大っ嫌いですね。トヨタ
 

コロナ禍のなかでオリンピック開催できるっていまだに信じている人なんて存在するの?

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タクシーに客が乗り込んでくる。

 

あいさつをして、行き先を確認する。

 

ゆっくりと車を発進させる。

 

車内で世間話を交わす場合もあれば、無言で走る場合もある。

 

僕は基本的に自分からは話を振らないタイプ。

 

正直、客と会話なんてめんどい。

 

でも、客が話しかけてきたら決して邪険にはせず、世間話につき合います。

 

最近で多いのは、コロナの話題。

 

「コロナ、大変ですよねえ」

「まったくですね。うちらも飲食店の人たちも大変ですよ」

「タクシーの運転手さんだと、いろいろあるでしょ?」

「そうなんですよ。固定給じゃないし、感染はこわいし......」

「ですよねえ」

 

この会話を、もう何十回としている気がする......。

 

そして、もうひとつ、多い話題。

それが、オリンピックです。

 

「にしても、オリンピック、開催できるんですかねえ?」

「いやあ、むずかしいとおもいますよ」

「やっぱり」

「日本だけでも大変なのに、海外はもっとひどい状況ですからね」

「そうそう」

「たぶん、政治家も、関係者も、オリンピック開催できるなんて本気で信じてる人、1人もいないんじゃないかな」

「まあ、この状況で本気でやれるって思ってる人がいたらアホですよね」

 

この会話ももう何回もした。

 

にしても、オリンピックですよ。

 

無理でしょ。

 

もうみんな無理だってわかってる。

 

ワクチンなんて全世界に行き渡らないし、そもそも効果があるかすらわかんない。

 

いろんな国でコロナの変異種が発見され、冬になってからは感染者は爆増中。

 

しかし、この先......。



ある日を境に、感染者はぴたっといなくなりました。


おめでとう!!


オリンピックできるね!!


 

なんてこと、実際に起こるなんて信じているおめでたい人間、存在するんでしょうか。

 

今後も感染者は増え続ける。

 

オリンピックはできない。

 

みんなそれがわかってる。

 

でも政治家たちは中止にしない。

 

このタイミングで中止すれば、おいしいおいしい「利権」てやつを、吸い尽くせないんでしょうか。

 

なんでも、オリンピック企画関係者たちは、月に200万ももらっているらいしです。

 

うらやましい話ですが、その200万をだれが払っているかというと、僕ら国民。

 

他にも莫大なカネが準備にかかる。

 

中止になったらそのカネをもらえなくなる人たちがいて、彼らが頭ではもう無理だってわかっていても、オリンピックをやる体裁でいるんでしょう。

 

なんて、底辺をはいずり回るタクシードライバーは思っております。

年末年始休暇などタクシードライバーには関係ない話。正月も仕事で名古屋を走り回るよ.....。

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さて、今年も残すところあと3日。


コロナでぐちゃぐちゃな1年間でした。


ほとんどの人々はもう年末年始休暇に入っているでしょう。


一週間、あるいは二週間。

ひょっとすればそれ以上の休暇。


うらやましい!!


ごくふつうにサラリーマンをやってる人からすれば異様でしょうね。


タクシードライバーには年末年始休暇などないんです。


それどころか、夏休み、ゴールデンウィークもない。


こんな時は自分の境遇を恨みたくなります。


みんなが休暇モードに入った時に、自分だけせかせか仕事のことを考えなくてはならないほど悲しいことってない。


タクシー業界はブラックです。


こんな当たり前の、社会常識的な「休暇」さえ無いんですから......。


いや、それどころか、うちの会社は違うのですが、あるタクシー会社は「有給禁止期間」があるとか......。


年末年始、ほっとくとみんな休みたがるので、有給を「禁止」してるそうです。


令和のこの時代にですよ?


うちは「禁止」こそされてません。


しかし、去年の話ですが、正月に有給取ろうとしたら、上司にイヤミを言われてなんやかんやで正月に働かされました。


当たり前ですが、労働者には有給を自由に取る権利がある。


その法律で定められた「権利」すら許されていないのが、タクシー業界という異常にブラックな職場なのです。


さて、と......。


皆さんはこのとんでもない一年の疲れをゆっくりと癒してください。


僕は、感染の不安に怯えながら、また明日も街で客を乗せるしがないタクシードライバーです。