ジャパンタクシーは旧式のクラウンと比べてどうなのか ~ドライバーの声、客の声~
最近増えてきたこのタイプのタクシー。
ジャパンタクシーという名前です。
なんだかタクシー会社みたいな名前ですが、車の名前が「ジャパンタクシー」なのです。
従来のこのタイプはもう生産してないので、タクシー会社が新しい車を買おうと思った場合はジャパンタクシーです。
客からの評判は上々。
スライドドアなので乗りやすく、天井が高いので内部も広く感じる。
ですが、実はドライバーからの評判は良くない。
ていうか、評判ははっきり言って悪い。
基本的に、タクシードライバーは少しでも新しい車に乗りたがるものです。
でも、最近ではこのジャパンタクシーに乗りたくないがために古い車に乗りたがるドライバーが多い。
実は僕もその1人。
ジャパンタクシー、ドライバーのことを全然考えて作られてないんですよね。
ということで、ジャパンタクシーの良い点と悪い点を並べてみます。
あくまでもタクシードライバー目線です。
◆ ここがいいぞ、ジャパンタクシー!
• エンジン音が静かで揺れも少ない。
• スライドドアなので、ドアの開閉時にどこかにぶつける心配がない。
• エアコン機能が優秀。
• ぶつかりそうになるとピー音で警告してくれる。
まあ良い点はこれくらい。
次に悪い点。
◆ ここがクソだぞ、ジャパンタクシー!
• 運転席がせまい。つねにヒザがどこかに当たる。
• 運転席を倒せない。仮眠を取りたい時などはめっちゃストレス。
• スライドドアの開閉には時間がかかる。
• ブレーキもアクセルも性能が良すぎて急発進、急停車みたいな感じになってしまう。
• 車体がデカくて洗車がしにくい。
• バッテリーがすぐに上がる。
• 車の値段が高い。キズをつけようものならめちゃくちゃ怒られる。
• 車椅子を乗せる機能があるが、時間も手間もハンパない。
と、まあこんな感じ。
みてわかる通り、クソな部分が圧倒的に多いです。
特に運転席の狭さは最悪で、あと10センチでも広ければどれだけ快適だっただろうか。
タクシードライバーは16〜18時間は連続で運転し続けるので、狭いってのはほんと困る。
たぶん、こんな狭い運転席に一日中閉じ込められていて、血の回りが悪くなって早死にする気がする。
なんか、これってトヨタの姿勢を反映してる気がしますね。
客の乗り心地は大切。
でも、タクシードライバーの快適さなんてどうだっていいんですよ、と。
ほんと、あと数センチ運転席が広いだけでヒザが当たらないで済むんだ。
車のアタッチメントとでも思っているのでしょう。
僕は大っ嫌いですね。トヨタ。