タクシードライバーが膨大な待機時間をどうやってヒマつぶししてるか
あけましておめでとうございます。
新年早々ヒマです。
まあ、こんな状況だからしかたないけど、客が乗ってくれなくてひまです。
タクシーの仕事、何がつらいか。
いろいろある。
いろいろあるけど、「ひまでひまでしかたない」ってこと。
それがいちばんつらいと答えるドライバーは多いんじゃないかと思う。
実際ひまだ。
客が乗るまで、一時間以上待たされることは多い。
今まででいちばん長い待機時間は三時間かな。
狭い車内で三時間ってのはなかなかつらい。
もう体がムズムズして、そわそわして、気分はイライラでストレスがすごい。
待つ苦痛。
苦しい時間は長く感じるから、長く待てば長く待つほど、時間が流れるのが遅く感じるという悪循環におちいる。
だからこそ、タクシードライバーにとって「ヒマつぶしの技術」てのは重要なんです。
ヒマつぶしがうまいか下手かで、この仕事を長く続けれるか否かが決まってくると言っても過言ではない。
ということで、タクシードライバーになってからいろいろと試行錯誤してみました。
① ラジオ
車内に備え付けられたラジオ。
業務中はつけっぱなしというドライバーも多い。
僕も一時期はラジオ聴いてました。
でも今は使わないです。
言っちゃ悪いけど、つまらない番組が多すぎる。
知らん芸能人の内輪ネタ。
語学のレッスン。
どーでもいいリスナーとのやり取り、恋愛相談だの、若者の将来の悩み。
全部、1ミリも興味ないです。
音楽でもずっと流してるチャンネルがあれば聞くんですが。
どうも、僕にはラジオは向いてないようです。
② ネットサーフィン
スマホでネット。
Amazonで買い物。
ブログあさり。
ニュースあさり。
まあここらへんは鉄板ですね。
しかし、ひまな時間が長すぎて、なんか更新もされないのに同じブログを訪問することになっちゃったりする。
最近では、一日に30分くらいですね。
③ 読書
ブックオフで買った100-200円の本。
時間はつぶせる。
しかし、大きな問題点がある。
夜は車内が暗くて読めないってことです。
タクシードライバーは深夜まで、時には日が登るまで走り続けるので、これは致命的。
狭い車内に本はかさばるという欠点もある。
今では、スマホにkindle を落として、それで読んでます。
これなら夜も問題ないし、かさばらない。
でも、電子書籍って古本と比べて高いんだよなあ。
④ ゲーム
ソシャゲ。
まあ無料だし。
しかし、無料のソシャゲってやっててたいくつなんですよね。
FGOとかのRPGなんかはゲーム性がなさすぎて、苦痛になってくる。
かといってバンドリとかの音ゲーだと、急に客が乗ってきた時に対応できない。
うまくいかないです。
⑤ YouTube、ニコ動
動画サイトで実況動画や淫夢動画を見る。
音楽のPVや、おもしろ動画のまとめとかも。
しかし、大きな問題点がひとつ。
通信量が莫大であるってことです。
通信制限がかかってしまったら、それこそスマホで時間を潰せなくなってヒマがヤバイ。
ナビや目的地の住所の調査もできなくなって仕事にも支障が出る。
⑥ prime video
アマプラに入ってるので、プライムビデオをスマホで見る。
あらかじめダウンロードをしとくので、通信量もなしです。
最近見てるのは昔のアニメ。
あと、孤独のグルメとかの日本のドラマ。
とくにあしたのジョーは昔の作品なのに、ストーリー、演出、声優の演技のすべてがめちゃくちゃ良くて、久しぶりアニメを見て本気で感動しました。
結局、アマプラがいちばんヒマつぶしとしてはいいかもしれない。
でも、ストレージを圧迫するという欠点もある。
音楽も聴く。
プライムだと、洋楽も邦楽もけっこう聴けます。
昔の曲ならば、unlimited にしなくてもわりとたくさん聴けます。
しかし、ダウンロードしとかないと通信量がヤバイ。
かといってダウンロードしたらしたでストレージがヤバいというジレンマがあります。
......と、まあこんなとこです。
とりあえず、スマホとAmazonがなかったら、この仕事は間違いなく地獄です。
ほんとに「ヒマで死ねる」という羽目になると思います。