タクシー会社の面接、やっぱり特徴があります
◆ 面接はいつも憂鬱ですね・・・
僕は今回、6つのタクシー会社の面接を受けてみました。
やっぱり、業界の特性というか、今まで僕が受けてきた面接とずいぶんちがってました。
ちょっとまとめてみます。
服装は普通にスーツ、持ち物は履歴書に筆記用具と、一般的な面接の用意をしていきます。
ああ、そうそう。
「運転免許証」が必要になります。
当然ですよね。これがなけりゃ、仕事ができない。
さて、流れはこんな感じです。
1. あいさつ、面接開始
大抵は相手は一人ですね。1回だけ二人というところがありました。
2. 会社説明
・その会社のアピールポイント
・一日の勤務の流れ
・給与について
・福利厚生について
などなど、会社説明です。
まあ、基本的には相手は人を集めようとしているわけなので、良いことを言ってきます。
3. 質問タイム
次はこちらからの質問タイムです。
僕はこんなことを聞いていました
・営業所のドライバーの平均年収
・有給休暇取得時の扱いについて
・事故をしたときの事故負担額
・クレジットカードは使えるか、手数料はドライバーもちなのか
特に僕のような業界未経験の人間は、不安が大きいと思います。
その不安を小さくするためにも、気になることがあれば遠慮なく聞いておくべきですね。
面接官にもよるでしょうが、たいていはちゃんと答えてくれます。
ドライバーの平均年収を聞いたら、何社かはドライバー個人個人の売り上げと給与のリストを持ってきてくれて、それで説明してくれました。
誰が何月にどれくらい売り上げたかがわかるやつです。
僕は参考になりましたが、コンプラ的にそれはヤバいのでは?
ま、いっか。
4. 履歴書の内容について質問される
会社説明の後には、面接です。
タクシー会社だからといって特別なことはなく、一般的な面接と何ら変わりません。
ただ、やっぱり人手不足で入社させたいわけなので、圧迫面接の逆で、緩めの面接が多かったです。
・志望動機
・これまでの経歴
・退職した理由
・これまでの年収
これくらいは聞かれるでしょう。
以前の年収については、あまり高いとタクシー会社の方が不安になってしまうようです。
まあ、あんまり高給取りの業界ではないですよね。少なくとも。
しかし、僕のように仕事が長く続かなかったり、空白期間があったりすると、やっぱりこの時間は苦しいですね。
「いかに今まで挫折し続けてきたのか」
これを面接官にたいして延々と告白しなければならないわけですからね。
罰ゲームですよ。
5 今後の流れの説明
そしてそれが終わると合否をいつまでに連絡しますとか、健康診断についての説明とかを受けて、面接終了となります。
やはり、よっぽどのことがないと不採用になることはないでしょう。
僕は複数の会社を受けたので、内定辞退をたくさんするはめになりました。
内定辞退の連絡はほんとに苦しい。
向こうが説得とかしてきたら、胃が痛くなります。
でも、タクシーの場合はわりとあっさりしたもにで、引き留められることはなく、むしろ連絡してくれて有難うございますというスタンスのとこばかりでした。
辞退の連絡すらしない人が多いのだろうか。