SEO対策、アフィリエイト、その他広告に汚染されたネット社会にうんざり
◆ググろうとしたらアフィサイトばっか
タクシーの仕事を始めて、一日中座っていることが多くなり、そのせいか腰を痛めたようです。
激痛..と呼ぶにはほど遠い痛みで、ちょっとちくちくする程度。
だから無視することもできたのですが、悪化すると困るので、今のうちになんとかしようとネットで対策を調べてみました。
「運転 腰痛」でさっそく検索。
すると、出てくるのは商品を売って金を稼ぐ気マンマンのアフィサイトばっか。
このアフィサイトどもは何を売ってるのか。
腰痛クッションです。
腰痛クッションを褒めちぎり、訪問者に購入させようとする何の役にも立たないアフィサイトの山。
何と、検索結果の1ページ目、2ページ目がアフィサイトで埋め尽くされていました。
僕は腰痛にならない座り方を調べたかっただけでしたが、結果、断念しました。
◆昔は「google先生」なんて呼ばれたりもしていたが
昔はわからないことはとりあえずググれというのが定石でした。
でも、最近は事情が違ってきたようです。
なんというか、ネット全体が膨大な量の広告チラシの山みたいになってきた。
郵便受けにドサっと入ってきて、目も通さずに捨ててしまう広告チラシの山。
それが今のインターネット。
小銭を稼ぐためのアフィサイトにどんどんネットが汚染されているような感覚に陥ります。
◆ネットはコマーシャルの集合体なのか
グーグルだけじゃない。
YouTube でも最近は宣伝ばかり。
昔の動画は宣伝なしか、あっても最初に一回宣伝が入るくらいで、それをスキップすればよかった。
でも、今の動画は数分ごとに宣伝が入ってくる動画ばかり。
めちゃくちゃ頻繁に宣伝が入ってきてイライラする。
これでは、テレビを見ていた方がコマーシャルの時間が短いくらいかも。
そして動画の質自体も、ただ邪魔なだけの文字だけ動画などが多くてうざったい。
ツイッターも最近は宣伝ツイートが頻繁に目に入ってくる。
そのような「金のにおい」や「稼ぎたい人たちの欲望」というようなものがネットからぷんぷん匂ってきてくさいくさい。
昔はインターネットは無限の可能性を秘めた知識の海のような存在でした。
でも、今では陳腐なコマーシャルをえんえんと垂れ流す街頭広告のようなものに成り下がりつつあるような気がします。
昔はよかった・・・なんて懐古主義の老人みたいですね。
でも、昔のネットには、拝金主義ではない「何か別の価値観」があったような気がするんですよねえ。