コロナウイルスによるパニック? タクシー運転手と名古屋の街
◆ コロナウイルスのせいで人の行動や思考が変わってしまった
コロナ登場以来、タクシーの仕事は散々です。
普段なら、忙しくて走り続ける時間帯でも、コロナコロナ言い出してからは暇で暇でしょうがない。
そもそもタクシーを利用する人がいない。
感染者数は名古屋で数人なんですが、いかんせん、みんなコロナにびびってる。
明らかに人の行動が変化しています。
営業収入は、通常時の3〜5割減といったところ。
いやはや、大打撃です。
お客さんが乗るまで一時間待ち、二時間待ちが当たり前になってしまったんで、待ち時間が長すぎて苦痛です。
あんまり暇なんで、放置していたこのブログを再開させてしまった。
◆ タクシーの仕事、コロナ以後
最初のうちは、会社も毎日マスクを配ってくれてました。
しかし、それも、一週間もしないうちにストップ。
いまではマスクなしのノーガードで仕事してます。
お客さんにも悪いですね。
マスクでコロナが防げるとは思ってませんが、やっぱりお客さんの立場では、運転手がマスクしてた方が安心でしょう。
実際に文句を言われたこともあります。
若干酒の入った40前後の女性、深夜、終電後です。
「ねえ、マスクしないの?」
「いやー、したくても、もうどこにも売ってないんですよね...。二週間前はまだ薬局にあったのに」
「会社からの支給はないの?」
「最初はあったんですけど、在庫が無くなったのか、いまは無いです」
「なんで?」
「さあ?会社も調達できないんでしょうね。病院ですらマスクが不足してるらしいですし」
「でも、こういう仕事なんだから、マスクした方がいいんじゃない?」
「はぁ...」
「やれることはやっておかないとね。やれることをやらないのは罪だよ?」
いやいや、だからマスクが手に入らないんだって!
マスクをしてない運転手が嫌ならタクシーを利用しないでくれ。
そもそも、運転手がマスクしてるかしてないかくらい、外から見て分かるんだから、マスクしてないのを承知で乗ったくせに、あとからぐちぐち騒ぐんじゃないよ!
と、まあこの手の厄介な酔っ払いは、コロナがなくても別のことで絡んでくるんでしょうね。
あー、早く収束してくれ。
いまはそれ以外に何もないです。