掃きだめで深呼吸

名古屋でタクシードライバーやってる貧乏男の日常

自動車学校のシミュレーター、楽しい

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◆ 完全にゲーセンのレースゲームです

 

自動車学校三日目

シミュレーターを操作しました。

 

シミュレーター教室という部屋に入ると、アレがどかーんと置いてありました。

ゲーセンに置いてあるアレです。

レースゲームのアレです。

シートやハンドルなどの運転席周辺は完全再現。

画面は贅沢に三画面で正面はもちろん左右の景色も再現されていました。

 

もう完全にゲーセンのレースゲームですね。

でもこれは二種の教習。タクシーのシミュレーションです。

座席に座って教官がシミュレーターを起動すると、運転席が画面に写ります。

夜の街の風景。

リアルさでいうとプレステ2レベルかな。

 

それでもライトやワイパーの操作まで完全再現してます。

 

 

◆ まずは夜道をシミュレーション

 

まずは夜道を走ります。


制限速度や交通ルールに気を付けて運転し、お客さんが見えたら近くで停車します。

お客を拾うと、ルームミラーに客の頭が映ります。

 

「南町まで行ってください」

 

南町に行ってくださいと指示されたので客をのせて走行。

急ハンドル、急発進、急ブレーキに注意して運転します。

しかしこのシミュレーター、僕に事故を起こさせたいようで、次から次へとハプニングが舞い込みます。

 

・車道に飛び出てくる歩行者

・フラフラ走る自転車

・自ら左折に巻き込まれようとするかのような動きの二輪。

・対向車のライトに照らされて見えない歩行者

 

ひどい運転ながらも、なんとか事故だけは避けてシミュレーションを続けます。

だが・・・

死角から前に入ってこようとするけしからん車がいて、急ブレーキが間に合わず、追突してしまいました。

ドカーン! という派手な音がして、視界が真っ赤に染まりました。

はい、僕のタクドラ生活、ここで終了ですね。

 

事故った後はリプレイです。

僕の車を上空から見たり、対向車から見たり、後方から見たりと様々な角度から何回も事故の瞬間を映してくれます。

 

 

◆ 悪条件下での運転をシミュレーション

 

 

次は悪条件です

雨、強風、濃霧、雪などの状態で走行。

やはり歩行者や対向車が僕に事故を起こさせようと積極的にちょっかいをかけてきます。

 

しかし、ここはゲーマーの僕です。もうやらせはせんぞ、と順調に回避していきます。

 

・・・が、濃霧のステージ。

 

視界が全くありません。

 

数メートル先が何とか見えるか見えないかというところ。

 

びびりながら低速で運転していたら、いきなり画面が赤くなり「一時停止違反」の大きな文字。

 

一時停止の看板を見落としてしまいました。

 

違反です。

罰金は3万円かな? 

もちろん自己負担で。

 

あー、またしてもやられましたね。開発者がにやにや笑っていることでしょう。

 

まあ、でも完全にゲーセンでゲームをしている感覚なんで楽しかった。


今日のシミュレーターは日立製でしたが、いろいとな会社がこの手の教習シミュレーターを発売しているそうです。

 

そして、教官が言うには、最も良いのはセガのシミュレーターだそうです。


やっぱりね。

 

さすがはアーケードゲームを作り続けてきただけはある。