タクシー会社、どの地域を選ぶか
◆ 地域によって待遇や働き方が全然違う
さて、タクシー会社を選ぶ際に一番重要なのが「どこで働くか」です。
僕は大阪2社、京都1社、愛知2社、東京1社の計6社で面接を受けました。
それぞれの特徴を書いていきたいと思います。
1、東京
やっぱりタクシーと言えば東京ですよね。
テレビドラマ「深夜食堂」が好きで、アマプラでよく見ます。
「深夜食堂」のオープニングでは東京の深夜の風景が映し出されます。
道路を走ってる車、ほとんどがタクシーですよね。
あれだけの量のタクシーが常に町を走り回っているわけです。
さて、東京のタクシー業界、こんな感じでしょう
・給与が高い(会社にもよるが、平均500~600万前後?)
・地方出身者が多い
・福利厚生がしっかりしている会社が多い
・道が複雑で覚えにくい
・生活費が高いのでたくさん稼がなくてはならない
・今後もタクシー需要が町から消えることはなく、そういう意味では安心
たくさん稼げるが、その分、いろいろと大変だというイメージがあります。
2、名古屋(愛知県全般)
・一般ドライバーの質がとても悪い(名古屋走り)
・生活費は大阪と大差ない
・つまらない街なので、観光客は少ない
愛知県で生活しているのですが、やっぱりドライバーの質は悪いなと思います。信号が赤に変わっても平気で突っ込んできたりします。
今日も横断歩道を歩いていたら、青信号なのに右折してきた車にクラクションを鳴らされました。
ありえんでしょ。
ドライバーを見たら若い女でしたが、迷惑そうな顔をしていました。
いやいやいやいや、こちら、歩行者で青信号なんですけど。
3、京都
・観光業がとても発達しているので、稼げそう
・道が碁盤状になっているのでわかりやすい
・修学旅行などのシーズンには稼げる
・客に外国人が多い
京都はやっぱり観光の町ですね。
去年の年末に面接のため、久しぶりに京都へ行ってきました。
そして、4年ぶりに伏見稲荷大社を訪問してみました。
とんでもない人ごみでした。
4年前はもっと静かな場所だったと思うのですが、ここ数年で観光客が増えたのでしょうか、本当に人が多くてびっくりしました。
平日なのに。
その多くは外国人、なかでも中国人が多かったですね。
彼らが来日してくれる間は町も景気がいいでしょうが、いよいよ中国の景気が悪くなって観光客が減り始めたときがこわいかもしれません。
5、大阪
・東京ほどではないが、タクシーが多い。よって求人もたくさん。
・長距離のタクシー代が半額になってしまうのであまり稼げない(一番稼いでいる会社で平均給与が400万に何とか届くくらい)
・万博が予定されているので、これからが稼ぎ時・・・かも
個人的には大阪という町が好きなので、最初は大阪で働くことを考えていました。
しかし、話を聞くと、長距離のタクシー代金はなぜか半額になるので意外と稼げないそうです。
しかも東京ほどではないけど家賃が高いから、あまり貯金はできないかもしれない。
本音を言えば、心機一転、新しい土地でやり直したいところだったのですが、貯金無し借金ありの現状では、大阪に移ることはあまりにもリスキー。
結局、いま住んでいる愛知でがんばってみようということになりました。